なぜ国産ドッグフードは質が悪いと言われるのか?
インターネットで「人気のドッグフード」を探すと、どのサイトでも海外産ドッグフードを勧めています。
では逆に、なぜ安全であるはずの国産ドッグフードを避ける傾向があるのでしょうか。
それにはワンチャンの健康に関する大きな理由がありました。
なぜ国産ドッグフードが悪いと言われるのか、その理由をご紹介します。
国産ドッグフードが悪いと言われるワケとは?
ペット先進国と呼ばれるドイツやスウェーデン、イギリスと日本を比較すると、残念ながら日本はまだまだ犬の健康に関する意識が高いとは言えません。 そんな日本が製造・販売するドッグフードが悪いと言われる理由は3つ。
1、激安ドッグフード➡国産のイメージが強い
突然ですが、あなたが普段購入するのはどのくらいの価格帯のドッグフードでしょうか。
スーパーやホームセンターに置いてある激安ドッグフードを選んでいる方はいらっしゃいますか?
激安ドッグフードは犬の健康を度外視し、コストダウンと長期保存を最優先して製造されています。そんな品質の良くない激安ドッグフードを「国産」と大々的に売り出すことで、良い国産ドッグフードがイメージダウンし、海外産ドッグフードの良さを際立たせてしまっているのです。
2、「○○ミール」と肉副産物に要注意
私たちは「肉」というとスーパーに並ぶ食用肉を連想します。
しかしスーパーなどで取り扱われている激安ドッグフードには、食用とは言い難い肉が使われている可能性があるのです。
「○○ミール」と記載された原料不明の肉や「肉副産物」と呼ばれる血管や内臓などの食用でない部位が激安ドッグフードに使われていることもあります。
時には病死、遺伝子組み換え、成長ホルモンを多用した動物の肉など、犬の健康を脅かしかねない肉が使われることがあり、とても健康的なドッグフードとは言えないものなのです。
3、添加物が多量に配合
国産ペットフードは「愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律」通称ペットフード安全法で安全基準が定められていることをご存じでしょうか。
しかし、ペットフード安全法では原材料をすべて記載する義務がなく、添加物を使ってはいけないという規制もされていないのが現実です。
つまり、危険な原材料も添加物もどのくらい使っているのか把握することができないのです。
日本のペットフードへの関心の低さや、健康意識の低さが国産ドッグフードを悪いと言わせてしまう原因の一つでもあるのです。
どんなドッグフードが安全?
ここまでご紹介したように、国産の激安ドッグフードは犬の健康を脅かす可能性があります。
とは言っても、安全なドッグフードを見つけるのはなかなか難しいでしょう。
しかし、安全なドッグフードは成分分析表や原材料名を見ればきちんと判別することもできます。
原料名がはっきりと表記され、栄養満点かつ無添加なものが安全なドッグフードであり、そこに国産・海外産は関係がないのです。
国産ドッグフードがすべて悪いわけではない
国産ドッグフードと言っても、中には優れたドッグフードも存在します。
スーパーやホームセンターで売られている激安ドッグフードではなく、通販限定・限定販売されている国産ドッグフードは原料の産地までこだわり、作られているケースがあります。
安心安全な国産ドッグフードを選びたい方は、ドッグフードの原材料名やコンセプトをきちんと理解しておく必要があります。
おわりに
今回は国産ドッグフードが一般的に悪いと言われる理由をご紹介しました。
国産ドッグフードが悪いと言われる理由は、安全性の低さや犬の健康を害する可能性があるところでした。
ペット先進国のドッグフードでは、人間と同じレベルの食材(ヒューマングレード)を使用することが定められているため、国産ドッグフードよりも安全と言われています。
しかしながら、国産ドッグフードても通販限定で、人件費や広告費をかけず、本気で愛犬の健康と幸せを考えて製造・販売しているメーカーもあります。
このサイトでは、愛犬家が選んだ安心安全なドッグフードをランキング形式でご紹介しています。
ぜひ愛犬ごはんを選ぶ参考にされてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。